胴体編・上肢編・下肢編・武器編に続いて完成編です!


・塗装について
今回は固定ポーズなので陰影を強調して塗ってみました。可動モデルだと出来ないので
貴重な機会です。
基本的にはAFV的な塗装法です。
・基本色
下地:ほとんど黒みたいなブラウン
本体色(緑):フィールドグリーン+ホワイト+ブラック
関節等:スーパーアイアン+ブラック+ブラウン
本体色は彩度をグッと落とした後、明度を変えたものを4段階用意しました。
下地色を吹いたのち、天頂面が一番明るく、底面が一番暗くなるように吹きつけ。
一番明るいハイライト色は極一部のみ吹きつけています。
垂直面はブロック単位で上下方向にグラデーションをかけています。
関節色も明暗2色使っていますがほとんど意味はなかったっぽいです。


・ウェザリング
褪色表現:
油絵の具を点付けして伸ばすことで部分的な色ムラを付けました。
1/72なのでできるだけ細かくしています。
陰影に合わせて使用する絵の具も使い分けて明暗を強調しました。
色剥げ:
エナメル筆塗りだと線が太くなり過ぎて難しかったので、色鉛筆点描で行いました。
色鉛筆は手軽で良いのですがエッジに乗りにくいのが難点です。
砂埃:
足元の砂埃の表現はパステルを削って擦りつけました。
市街戦のイメージでコンクリートっぽい色にしてみました。


・グラインドブレード
グラインドブレードの刃は赤熱化しているイメージで鍛冶屋の画像を
見ながら塗ってみました。
全体に蛍光イエローを吹いたのち先端にかけて蛍光オレンジ→蛍光レッドで
グラデーション。
当然もろに蛍光色!って感じなんですが、スケールなりの表現も思い付かないので
そのままにしています。
カメラで撮ると実物より赤みが減ってオレンジ寄りに写っています。
・発光部
目や各部の発光部はハセガワフィニッシュシリーズの蛍光レッドとクリアーレッドを
重ねたものを貼りました。
本体の影色との対比もあって良いアクセントになりました。
撮影時にブラックライトは使用していませんが、少し発光した感じに
写っているので良かったです。


そんなこんなで連載はこれにて終了です。
私なりの考察・作り方を自由に書かせていただきましたがいかがだったでしょうか?
最後までご覧いただきありがとうございました。
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