ヴェンジェンス製作記第4回目。
胴体編上肢編下肢編に続いて武器編です。


・左手

UAM-10Aの指は中指から小指が一体化された3本指です。
キットでもそんな感じですがモールドが甘いので、人差し指と他の指と分離することにしました。

左人差し指は伸ばした状態にしたいので、2mmプラ角棒を削って新造です。
まず関節を完全に伸ばした状態でアウトラインを作ります。
その後、関節の背側に切り込みを入れて少し曲げ、隙間に楔状に削ったプラ板を差しこんで接着、乾燥後に関節部分を掘り込みました。

親指は付け根を1mmアルミ線で接続して少し斜めに取り付けました。
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・右手

こちらの人差し指は曲げた状態にします。
曲げた指を作り直すのは面倒なので、キットの人差し指を切り離してパテで修正。
また、指の先端は親指と接する部分が欠けているのでここも修正しました。
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手首の軸は左右とも少し下向きに角度を変更して、銃と前腕が平行になるようにしました。
左手首軸は短く削り過ぎたので丸棒で作り直してます。

せっかくの人型ロボなので、手や指の動きで表情が出るかなーと思いながら作ってます。
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・URF-15 VALDOSTA

トリガーガードとトリガーが省略されているのでプラ板で追加。
トリガーガードはプラが軟らかめなエバーグリーンのプラ板を曲げて作りました。
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グレネード下ガードの窪みを開口したり、丸モールドを1mmベアリング球で追加したり。
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・TANSY RF12

ヲ気楽工房さんのガレージキットです。
レジンパーツを中心にステンレス製エッチングパーツや金属線各種が付属するマルチマテリアルなキットでワクワクします。
アルミ線・銅線を綺麗に曲げるのに少してこずりました。
塗装前にどこまで接着するか悩みます。
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マズル部分は側面に穴を開けてから4mmドリルで銃口を開けました。
加工中は今にも割れそうでドキドキでした。
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・グラインドブレード

今回の目標の一つは「スタンド無しで自立させる」です。
なのでグラインドブレードは展開ギミックを無くしてとにかく軽量化!です。

各部のリベットはAC本体と違って金型の開く方向は「凸状」となっています。
凸リベットは武骨で荒々しい印象があるので、グラインドブレードに良く似合っています。
ただ、スケール的な問題と垂直面にも凸リベットを植えるのは大変なので凹モールドにすることにしました。
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AC本体では0.4mmドリルで掘って装甲板のボルト止め表現としましたが、グラインドブレードに装甲は施されていないだろう、ということで凸モールドは削って針で打って小さな凹リベット表現としてみました。
フリーハンドで打っているので結構ずれていますが、まあバレないだろう…。

垂直面の「線状」のモールドは毎度のごとくシアノン+ベビーパウダーで埋めてから針を打ってます。

パネル状の凸モールドは削り落したものの、やっぱり思い直してプラペーパーで再生してます。
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見えない部分はとにかくくり抜いて軽量化しました。
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バレルジャケット的な円柱は側面のモールドが特に浅いのでドリルで深めに掘り直しました。
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上部に肉抜きされている部分が露出しています。
なるべく重量増加は避けたいのですが、ここは目立ちそうなのでプラ板で塞いでいます。
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6本あるチェーンソー部分は塗装後に組めるように刃の一部を切り欠きました。
そしてひたすら軽量化。
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刃はパーティングラインを消したりエッジを立てたりしましたが、作業量の割に全然変わった気がしないよ!
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付け根側の合わせ目は結構段差ができるので丁寧に処理しました。
6本あるとなかなか手間です。
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接続アームも地道に合わせ目を消します。
グラインドブレードが地面に着かないよう浮かせたいので、可動軸の横に1mm真鍮線を打って回転止めとします。
白いプラ板はやり直した跡です。
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AC本体との接続部にあるトラス部分は側面のダボが丸見えなので、削り取ってから1.2mmプラ板で作り直しました。
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配管部分は一部角張っているので削って丸くしました。
重なりあった部分が食いこんでいますが、ここを直すには丸ごと作り直しになりそうなので見なかったことにします。
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・サブアーム

OW使用時はサブアーム先端に右手武器を接続するようになっています。
で、気になるのがこの武器との接続部分。
キットでは板状の部品に付いたコの字型の部分に銃のグリップを通して固定する形になっていますが、ゲーム上では板状の部分のみでグリップと接続されています。

一体どんなメカニズムだ?
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指のないロボットアームといえば国際宇宙ステーション(ISS)のロボットアームだよね!ってことで、ISSロボットアームの手に当たるエンドエフェクタと把持部を参考に妄想を広げていきます。
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板というかエンドエフェクタは左右に固定用のラッチを追加、中央上部にターゲット捕捉用のカメラとライトを追加しました。
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把持部側は悩んだ末、エンドエフェクタと同じパーツを銃の後部に付けてみました。
中央に把持用のシリンダと上部にグラップルターゲットを追加しました。
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こんな感じでエンドエフェクタのカメラでターゲットを捕捉して中央のシリンダと左右のラッチでガチッと結合するんだ!と妄想しながら作ってみました。
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グラインドブレードはひたすら削った結果、13%の軽量化に成功しました!
…が、やっぱり自立しないので以下追加工作です。

スタンド無しで自立させるため、下半身は固定することにしました。


・股関節
回転防止に0.5mmピアノ線を打ちました。
プラ側の強度が無いので、塗装後に接着した方が良さそうです。
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・左膝装甲板

後方への転倒防止に内部をくり抜いて0.5mm板ナマリをぎっしり詰め込んでみました。
胸部と右膝装甲部分にも錘を詰め込んでいます。
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で、グラインドブレードの軽量化と本体の錘追加で自立できました。
やったね!

グラインドブレードは地味が作業がずーと続いていましたが、組み上げるとかなりの大迫力で苦労が報われた感じです。

後は塗装…の前に表面処理だ!
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