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2015年 03月15日 『ヴェンジェンス』の制作 上肢編 未分類 None コメント0 トラックバック0 Pocket ヴェンジェンス製作記第2回目。胴体編に続いて今回は上肢編です。・左肩の筒 左肩上部に付いている謎の3本の筒です。わき腹と同じような冷却装置でしょうか?1パーツ構成で筒同士の間が埋まってているので、3mmプラ棒で作り直しました。丸棒加工については後述します 帯の部分はプラストライプです。3本が横並びするので帯の位置がずれると目立ちそうなので気を付けます。・左肩装甲板 胸部装甲板と同様にここも表面に装甲パネルが貼ってあるものと解釈して加工しました。中央にハンガー固定用の穴が開いているので、プラ板で塞ぎます。裏側を綺麗に処理するのがやや面倒です。・右肩 ショルダーユニット ショルダーユニット上部の蓋部分ですが、突き出ている部分は開閉用のヒンジのハズ…ですがただの四角いブロックとなっています。ゲーム画面の通りですが、模型的にはヒンジと分かる形にしたいと思います。 ヒンジを下側に付けたいので蓋は裏返して使います。閉状態の物(右)を裏返すとダボが上になってしまって修正が面倒なので開状態の物(左)を使いました。 まず足りない部分にプラ板を適当に貼ります。 ナイフで削ってヒンジらしくしますが、8か所ともフリーハンドで削って上手く合わせる自信がないのでちょっとひと手間。ヒンジの付け根は45°くらいで良さそうなのでNTカッターの45°刃(BDA-200P)の根元を当てがってこれを目安とします。45°刃は押し切りにも便利なので、これで切って当てて確認…を繰り返して調節しました。 あとは可動部分を丸く削って、0.8mmライナーチズルでスジボリを入れて仕上げです。このくらいで肉眼の限界を感じます。 ショルダーユニット後面上部の四角い三つ穴は一旦削ってからプラ板に丸い三つ穴を開けたものを貼りつけました。その他「線状」のモールドも埋めて0.4mmドリルでリベット様に修正しました。・右肩カメラ ショルダーユニット横にはRWS(リモートウェポンステーション)に付いているような大型のカメラユニットが付いてます。頭部メインカメラよりも大口径のカメラがショルダーユニットの為だけ付いているってのもなんだか不思議です。カメラ基部もよく分らない形状をしています。 少し悩んだ末、これがスキャンモード用のセンサーなのだ!ってことで納得することにしました。そのままだとショルダーユニットの向こう側が見えないので伸縮式になっていて、スキャンモード時にはこのカメラがにょーんと伸びて周囲をスキャンするのでしょう。基部の良く分らない形状も、ここに何かセンサーが収まっているんだ! というわけで方針が決まったので工作です。まずカメラ本体ですが、レンズ部分に穴を開けてWAVEのHアイズに変更しました。レンズ表面は凸面ではなく平らな面にしました。Hアイズはわりとヒケているのでしっかり削って磨く必要があります。 また、カメラが1つでは寂しいのでプラペーパーに穴を開けたものを上の隙間に貼ってみました。きっと大口径のが赤外線カメラで上が光学カメラとかレーザー測距儀とかなんかなんだろう。 上のフードは装甲ではなくただの日除けなのでできるだけ薄く削りました。 AC的には使用時にアチコチ展開しそうなので、天面にリトラクタブル式センサーも追加してみました。スキャナーと言えばバーコードスキャナーだなーってことで横長です。きっとこれで対象の装甲素材や強度をスキャンするんだろう。 カメラ後部のアンテナは0.3mmピアノ線と真鍮パイプで作り直しました。カメラ自体に通信アンテナが付いていますが、リコンユニットと直接連動してスキャンする構造なんでしょうか。 側面から上面に繋がる前後2本の溝ですが、上面は凹モールドですが側面は凸モールドとなっています。これは意図的な感じもしますが、全体的にもっさりしてて平面を出す必要があるため、凸モールドは削って凹に変えました。 カメラ付け根の部分はエッチングソーで切り離し、内側の部分は新造。外側の茶色い円筒は一回り小さくするために、ピンバイスに咥えて回しながらゴリゴリ削りました。 カメラ基部の膨らみ部分には小型レーダーが収まっている事にしてみました。1/700現用艦艇のレーダーを角張らせてACっぽく。その基部の部分も横長スキャナー搭載な感じにしてみました。 伸縮構造はRUGERRO HD35(KAGERO mdl.1)の首っぽくロボットアーム式にしたかったのですが、スペース的に厳しいのでオーソドックスに伸縮ポール式です。 基部の部分はパーツをくりぬいたり削ったり埋めたり。 というわけでカメラ/レーダー搭載伸縮式スキャンユニットの完成です。 ・肘関節 矢印の部分に少し段差ができるようなので、シアノン+ベビーパウダーで埋めて修正しました。 ・射撃安定装置 円柱は出来るだけキットのパーツを生かそうとそのまま処理していましたが、精度的に厳しいので結局プラ棒で作り直すことにしました。 円柱の工作ですが、断面をきっちり垂直に削るのが苦手なので一工夫します。まずプラ棒をピンバイスのチャックで頭がギリギリ出るくらいの位置で固定。で、このままゴリゴリ削ると綺麗な垂直面が出ます。チャックも多少削れますが気にしない! 次にスジボリを入れるためにディバイダー等でアタリを入れます。 アタリをチャック根元に合わせて固定、目立てやすりを根元に当てたままグルグル回してスジボリを入れます。 付け根のテーパー部分は鉄やすりに斜めに押し当てながらグルグル回して削ります。今回はピンバイスが穴開け以外で大活躍です。 4本出来ました。一部逸れた部分はパテで修正。 後は接続部の角度を調節して固定です。先端部分も好みですこし斜めに削りました。・前腕 内側にスジボリを追加して装甲板を組み合わせている感じにしました。斜めの面のリベットは涙滴状になっているので一旦埋めて修正しました 外側先端の強化ガラス部分は一旦削り落して、継ぎ目処理後に0.3mmプラ板で再生しました。・OW接続ブロック 側面の装甲板がヒケているので少しパテを使いました。先端内側に押出しピン跡があるのでこれも埋めます。 後部の継ぎ目消しはくぼんでいる部分なので少々面倒です。付近のモールドは削り落して、プラ小片に紙やすりを貼りつけたもので削って継ぎ目を消しました。モールドは一部のみプラ板で再生しました。 手は武器と一緒に作るので後回し。これにて上肢は完了です。 スポンサーサイト